”市長選挙の争点「若者文化」”
突然発表された京都会館建て替え計画は、関係者の10年間にわたる審議を無視し、ネーミングライツをロームだけと約束した上で、景観条例も無視し、文化的価値の極めて高い建物を全部取り崩して建て替えを強行しようとするものであり、その手法は到底許すことができません。
京都は多くの文化を産み出してきている都市です。能や狂言を初めとする古典芸能などもそうですが、多くの若者音楽などが京都から発信されてきました。私の青春時代で言えば、高石ともやさん、バンバン、フォーククルセーダーズなどたくさんの著明なアーティストを輩出してきた街でもあります。
コンサートは、円山公会堂や京都会館などがよく使われましたが、こうした大きな会場だけでなく、大学や街の小ホール、音楽喫茶など街の至る所で多くのミュージッシャンが活動し、多くの若者が集いました。
音楽に限らず、文化・芸術は、大きな立派な施設をつくることによって成り立つものではなく、街全体で創り上げていくものです。街の至る所に、創造と発表の場があることが文化を発展させていく大きな条件だと考えます。
ダンスクラブもこうした貴重な創造・発表の場です。先日対談させていただいたフライングダッチマンもクラブメトロなどで演奏しています。そして、ダンスクラブは若者が集い、踊り、作品をみんなで楽しむ場でもあります。こうした活動が幅広く展開されることは、京都の若者文化の発展に極めて望ましいことです。
最近、深夜1時以降のダンスクラブの営業について、風営法にもとづく取り締まりが強化されていると聞いています。京都でも健全な活動を展開してきたクラブが、深夜1時以降の営業をしていたことから摘発され閉鎖を余儀なくされたとのことです。
しかし、同じダンスでもソーシャルダンスの営業ならOKであり、どう考えても一連の規制は過度にいきすぎた取り締まりです。ダンス=不健全という考え方はあまりにも時代遅れです。かつて、ビートルズが来日したとき、ビートルズを真似て活動する若者達は「不良」とのレッテルを貼られました。
時代遅れの過度の規制はさせないようにしていきましょう。そして、京都を若者文化の発信拠点として発展させていきましょう。
— http://neo-city.jp/blog/2012/01/post-110.html
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